導入背景と課題
背景
Federation University
Australia(オーストラリア・フェデレーション大学)は、アララットやホーシャムといった地方都市から、メルボルン中心業務地区(CBD)の高層ビルに至るまで、ビクトリア州内に9つのキャンパスを展開しています。広範な地域に約90棟の建物が点在する環境において、一貫性と信頼性の高いセキュリティ体制を維持することは、同大学にとって運用上の大きな課題となっていました。
同大学は長年にわたりGeoVisionの顧客であり、5か所のセキュリティ管理室でControl Center V3を運用し、約500台のカメラを導入していました。既存のアナログカメラの老朽化や録画インフラの維持管理負荷増加を受け、同大学はプラットフォームを全面的に置き換えるのではなく、既存基盤を活かして拡張する形で、段階的なリニューアルを行うこととしました。
同大学は長年にわたりGeoVisionの顧客であり、5か所のセキュリティ管理室でControl Center V3を運用し、約500台のカメラを導入していました。既存のアナログカメラの老朽化や録画インフラの維持管理負荷増加を受け、同大学はプラットフォームを全面的に置き換えるのではなく、既存基盤を活かして拡張する形で、段階的なリニューアルを行うこととしました。
課題
- 全拠点で使用されていたアナログカメラの老朽化により、映像品質の低下が課題となっていました。
- 広範囲に点在する9つのキャンパスにおいて、一貫した監視体制と安定したネットワーク環境の確保が求められていました。
- 録画インフラが各建物の通信キャビネットに分散しており、管理やストレージ拡張が困難になっていました。
- 24時間365日のセキュリティ運用を中断することなく、アップグレードを実施する必要がありました。
ソリューション
一からシステムを構築し直すのではなく、実績のあるGeoVisionソリューションを活用しながら、最新のハードウェアと高解像度カメラを追加することで、既存システムの段階的な拡張を実現しました。
GV-Control Center V3
既存5か所のセキュリティ管理室で運用されていたGV-Control Centre
V3を継続活用し、スタッフの運用フローを大きく変更することなく、段階的なシステム拡張を実現しました。
GV-Hot Swapサーバー
8台のGV-ホットスワップ対応サーバーを導入し、各建物の通信キャビネットに分散していた録画機能をデータセンターへ集約。これにより、録画インフラの信頼性と保守性を向上させました。
GV-GEBF4802-2F・GV-TBL4810
校内の屋内・屋外エリアに200台以上のIPカメラを段階的に導入し、既存システムの拡張と監視品質の向上を図ります。第1フェーズは2025年に実施され、第2フェーズは2026年に予定されています。
導入効果
鮮明な映像
9つのキャンパスすべてにおいて、カメラ画質が明確に向上しました。
スマートな監視
24時間連続録画から動体検知型の監視へ移行することで、インシデント発生時の確認・検証をより迅速に行えるようになりました。
録画インフラの一元化
各建物の通信キャビネットに分散していた録画サーバーをデータセンターへ集約しました。
将来を見据えた設計
フェーズ2以降の拡張にも対応できる、拡張性の高い基盤を整備しました。
お客様の声
「老朽化したアナログカメラをGeoVisionIPカメラに更新したことで、CCTV映像の品質が大幅に向上しました。これにより、当大学の複数のキャンパスにおいて、堅牢かつ信頼性の高いCCTVシステムを構築することができました。」
アンドリュー・セグロット 氏
オーストラリア・フェデレーション大学
施設・環境管理マネージャー
オーストラリア・フェデレーション大学
施設・環境管理マネージャー
プロジェクトパートナー : O-Lin Security Solutions
本プロジェクトは、O-Lin Security Solutionsとのパートナーシップにより実施されました。同社はComtex Security Pty
Ltdおよび大学と緊密に連携し、予算や運用要件に適合したアップグレードソリューションを設計しました。
また、技術サポートの提供に加え、導入に必要なサーバー、ストレージ、各種機器の仕様策定全般を担当しました。
また、技術サポートの提供に加え、導入に必要なサーバー、ストレージ、各種機器の仕様策定全般を担当しました。
今後の展望
フェーズ1が完了し、フェーズ2の実施が予定されている中、オーストラリア・フェデレーション大学は、実績のあるGeoVisionの基盤を活かしながら、セキュリティネットワークのさらなる拡充を進めています。
既存システムを全面的に置き換えるのではなく、段階的に拡張していく。
この戦略は複数拠点を持つ教育機関がシステムを一から再構築することなく、効果的にリニューアルを図るための好例といえます。
既存システムを全面的に置き換えるのではなく、段階的に拡張していく。
この戦略は複数拠点を持つ教育機関がシステムを一から再構築することなく、効果的にリニューアルを図るための好例といえます。